太陽は銀河系の中では主系列星の一つで、スペクトル型はG2V(金色)である。
| 地獄にきた男 | A Nice Place to Visit | チャールズ・ボーモント | ジョン・ブラーム | ラリー・ブライデン | 4月15日 | |
| 29 | 灰色の影 | Nightmare as a Child | ロッド・サーリング | アルビン・ガンツァー | ジャニス・ルール | 4月29日 |
| 30 | 敗北者 | A Stop at Willoughby | ロバート・パリッシュ | ジェームズ・ダリー | 5月6日 | |
| 31 | 媚薬 | The Chaser | ロバート・プレスネル・Jr. (原作 - ジョン・コリア) | ダグラス・ヘイズ | ジョージ・グリザード | 5月13日 |
| 32 | トランペットに憑かれた男 | A Passage for Trumpet | ロッド・サーリング | ドン・メドフォード | ジャック・クラグマン | 5月20日 |
| 33 | ミスター・ビーバス | Mr. Bevis | ウィリアム・アッシャー | オーソン・ビーン | 6月3日 | |
| 34 | マネキン | The After Hours | ダグラス・ヘイズ | アン・フランシス | 6月10日 | |
| 35 | 鉄腕ケーシー | The Mighty Casey | アルビン・ガンツァー ロバート・パリッシュ | ジャック・ウォーデン | 6月17日 | |
| 36 | すべては彼の意のままに | A World of His Own | リチャード・マシスン | ラルフ・ネルソン | キーナン・ウィン | 7月1日 |
第2シーズン
[編集]You're traveling through another dimension, a dimension not only of sight and sound but of mind; a journey into a wondrous land whose boundaries are that of imagination. That's the signpost up ahead—your next stop, the Twilight Zone.
—ロッド・サーリングによるオープニング・ナレーション
ミステリー・ゾーン。不思議な物語が決して不思議ではなくなる世界。空想の力によってのみ知ることのできる謎の世界。ではミステリー・ゾーンのお話をこのテレビでご覧ください。
—久米明によるオープニング・ナレーション
第2シーズンは1960年9月30日から放送された。サーリングがエピソードの最初に出演するようになり、コンスタン作曲のテーマ曲も用いられるなど、後のシーズンでおなじみになる要素がここで確立している。オープニング映像には沈む夕日のアニメーションが用いられている。スポンサーはキンバリー・クラークがコルゲート・パーモリーブと交代し、さらにシーズン途中の1961年4月にはゼネラルフーヅがリゲット&マイヤー(現・リゲット・グループ)と交代した。
本作は当時としては特に制作費のかかる30分番組であり、第2シーズンが始まって5週間が過ぎた頃には赤字に転落した。新たにCBS社長に就任したジェームズ・T・オーブリーは本作に厳しく当たり、制作費の削減のため、従来のフィルムではなく安価なビデオテープでの撮影と、第2シーズンの話数の短縮を要求した。これについて、サーリングは「海のものとも山のものともつかない(neither fish nor fowl)」と不満を述べている[35]。しかし、当時のビデオテープは比較的原始的なメディアで編集は不可能に近かったため、4台のカメラの映像をスイッチャーがその都度切り替えるという生放送さながらの撮影方法となり、ロケが困難となり物語に制約が出た。しかも、そのような芸術的犠牲を払っても、削減できたのは1話あたりたった6000ドル程度であったため、この試みはわずか6話で取り止めとなった[36]。また、第2シーズンの話数の短縮により、撮影済みであった「墓」(The Grave)、「死神の訪れ」(Nothing in the Dark)の放送が第3シーズンに回されている。
第2シーズンからはサーリング、ボーモント、マシスン以外の手による脚本が増え、『2300年未来への旅』で知られるジョージ・クレイトン・ジョンソンが脚本としてテレビデビューを果たしている。第2シーズンでは第42話「みにくい顔」(Eye of the Beholder)、第43話「素晴らしき未来」(Nick of Time)、第45話「二つの夜」(The Trouble with Templeton)、第51話「遠来の客」(The Invaders)、第64話「火星人は誰だ」(Will the Real Martian Please Stand Up?)など評価の高いエピソードが制作され、これによってサーリングは自身5度目となるプライムタイム・エミー賞脚本賞ドラマ・シリーズ部門、ジョージ・T・クレメンスはプライムタイム・エミー賞撮影賞、そして本作は作品として2度目となるヒューゴー賞映像部門を受賞した。
第3シーズン
[編集]You're traveling through another dimension, a dimension not only of sight and sound but of mind; a journey into a wondrous land whose boundaries are that of imagination. Your next stop, the Twilight Zone.
—ロッド・サーリングによるオープニング・ナレーション
これは別世界への旅です。目や耳や心だけの別世界ではなく、想像に絶したすばらしい世界への旅。あなたは今、ミステリー・ゾーンに入ろうとしているのです。
—明石一によるオープニング・ナレーション
第3シーズンは1961年9月15日から放送された。オープニング映像には中心がズレて回転する同心円のアニメーションが用いられている。スポンサーはチェスターフィールド(フィリップモリスのタバコ)、バファリン(ブリストル・マイヤーズの解熱鎮痛剤)、ペプシコーラと交代した。
第3シーズンの頃になると、サーリングは「今ほどアイデアが枯渇していると感じたことはない」と疲れを感じ始め[39]、バラエティ誌は「この作品は今や自分自身を食い物にしているようだ」と評している。それでも、サーリングは第73話「こどもの世界」(It's a Good Life)、第79話「奇妙な奈落」(Five Characters in Search of an Exit)、第89話「人類に供す」(To Serve Man)など名作と呼ばれる脚本を書き上げた。ボーモント、マシスン、ジョンソンに加えて、新たにモンゴメリー・ピットマンやアール・ハムナー・Jr.の手による脚本が脇を固め、『火星年代記』や『華氏451度』で知られるレイ・ブラッドベリも第100話「ロボットの歌」(I Sing the Body Electric)を寄稿している。第2シーズンに引き続き、サーリングがプライムタイム・エミー賞脚本賞ドラマ・シリーズ部門、クレメンスがプライムタイム・エミー賞撮影賞にノミネートされたが、いずれも受賞を逃している。一方で、本作は作品として3度目となるヒューゴー賞映像部門を受賞し、これは2011年に『ドクター・フー』に破られるまで史上最多記録であった。
第4シーズン
[編集]You unlock this door with the key of imagination. Beyond it is another dimension: a dimension of sound, a dimension of sight, a dimension of mind. You're moving into a land of both shadow and substance, of things and ideas; you've just crossed over into the Twilight Zone.
—ロッド・サーリングによるオープニング・ナレーション
これは別世界への旅です。目や耳や心だけではなく、想像を絶したすばらしい世界への旅。あなたは今、ミステリー・ゾーンへ入ろうとしているのです。
—千葉耕一によるオープニング・ナレーション
第4シーズンは1963年1月3日から放送された。オープニング映像には空中に浮かんだドアが開き、割れた窓、眼球、質量エネルギー等価則、木製の人形、振り子時計などが次々と現れるという、後のリメイク版でも踏襲される有名なアニメーションが用いられている。スポンサーはジョンソン・エンド・ジョンソンと交代した。
第4シーズンはこれまでのシーズンとは異なり1時間番組となった。これは、第4シーズンのためのスポンサーの確保に手間取った結果、新番組のシットコム『フェア・エクスチェンジ』(Fair Exchange)と放送枠が入れ替わり、後半の30分枠を埋める必要に迫られたためである。これは制作陣には不評であり[45]、サーリングは「本作は完璧な30分番組だ。もし1時間番組にするなら物語をソープオペラのように膨らませる必要があり、視聴者は初めの15分を『トワイライト・ゾーン』を観ているのか『ウェスティングハウス・デシル劇場』を観ているのか判らぬまま過ごす羽目になるだろう」と不満を述べている。この混乱の中で、ホートンは本作を離れてフォー・スター・テレビジョンに移籍することになり、後任のプロデューサーにハーバート・ハーシュマンが就任した。上述の新しいオープニング映像はハーシュマンの決定によるものである。
第4シーズンも引き続きサーリング、ボーモント、マシスンの手による脚本が多いが、サーリングは休息も兼ねて母校のアンティオック大学で教鞭をとることになったため、制作総指揮として意見を通すことは少なくなり、ナレーションの収録も出張先から行うことが多くなった。ボーモントも病気を患ったことで徐々に発言力が衰えていき(1967年に38歳の若さで死去)、ハムナーとレジナルド・ローズが間を埋めるようにして本作を支えた。また、シーズンも残り5話となったところで、ハーシュマンは本作を離れてスパイドラマ『エスピオナージ』(Espionage)を担当することになり、後任のプロデューサーにパイロット版「ザ・タイム・エレメント」を担当したグラネが就任した。グラネの最初の担当は第118話「太陽が二つかがやく」(On Thursday We Leave for Home)で、これはサーリングが第4シーズンで最も効果的なエピソードと考えていたものだった。
第5シーズン
[編集]You unlock this door with the key of imagination. Beyond it is another dimension: a dimension of sound, a dimension of sight, a dimension of mind. You're moving into a land of both shadow and substance, of things and ideas; you've just crossed over into the Twilight Zone.
—ロッド・サーリングによるオープニング・ナレーション
これは別世界への旅です。目や耳や心だけの別世界ではなく、想像に絶したすばらしい世界への旅。あなたは今、ミステリー・ゾーンに入ろうとしているのです。
—千葉耕一によるオープニング・ナレーション
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